外反母趾には要因がいくつかあります。
生まれつきや親からの遺伝、もしくは歩き方、立ち方や姿勢が悪いやハイヒールでの外反母趾発生の最大の要因になっています。
特に後者の要因には女性に多く見られ、僕自身は親からの遺伝になります。生まれつきの遺伝には男女関係なく外反母趾になります。
物心がついた頃には、ひどいぐらい外反母趾に悩まされていました。
僕が中学生の頃、痛みがよっぽどあり部活動など走るだけで痛みが激しく辛い思いをしていました。
外反母趾の多くは見た目が気になると思いますが、『痛みに悩む』方が多いのではないでしょうか?
外反母趾の痛みの治し方はつま先運動が有効です
立ち仕事で痛くなる
手術や矯正を視野に考えた方がいいのかな。。。
などなど。
そこで、外反母趾の痛みに悩んでいる人に効果がある、3つの治し方をご紹介します。
あくまでも私の矯正方法ですが、しっかりと痛みが軽減していますので、痛みにひどく悩んでいる方に効果が実感できるのではないかと思います。
運動すると外反母趾の痛みの軽減にものすごく効果はがありますが、まず外反母趾周り、それと足全体の筋肉をほぐすことから始めましょう。
マッサージをする
マッサージをすれば一時的にひどい痛みが治りますが、やはり時間が経てば痛みは戻ってきます。痛みの具合にもよりますが、マッサージだけでは痛みの軽減を抑えるのには期待を持たないで下さい。
あくまでマッサージは痛みの軽減を抑えるのと運動前の外反母趾周りの筋肉をほぐすという理由でやっています。
足の甲をさする(マッサージする)
足の甲をさすった事はあるでしょうか。ここをさすることによって足がじんわりと暖かくなり足全体の血行が良くなります。
外反母趾の痛みに直接的な効果は感じにくいかもしれません。1日の足の疲れというのが外反母趾の痛みに必ず繋がってきます。
湯船に浸かりながらすると、カラダが温まっているのでリラックス効果もあり一石三鳥です!
足裏をほぐす
実際には、親指の付け根から踵へと押して滑らすイメージを持っていただけると分かりやすいかと思います。
これによって外反母趾の痛みの原因である場所、親指の付け根付近の痛みが和らぎます。
実際に外反母趾の方の多くが、上記2つの方法をやっている方は少なく、親指の付け根の出ているところをグッと押さえる方が大半です。
また横アーチ(土踏まず)のところをマッサージをするのも良いでしょう。
親指の付け根のところから横アーチは繋がっていますので、外反母趾の方は特に足の疲労を感じやすいと思います。
なので痛みを軽減するのにもってこいです。
外反母趾の多くは扁平足になっています。なので、足の負担や疲労、痛みが特に感じるので足裏マッサージも入念にすることをお勧めします。
実際に僕もしていましたが、痛みのあるところを強く抑えると、返って痛みがひどくなる原因になります。
ご自身の痛くない程度で毎日続けていただくことをおすすめします。
サポーターもしくは靴を見直す
外反母趾の痛みを治すのに病院に行った経験のある方は多くいらっしゃいます。
その時に、病院の先生からサポーターを勧められたり、外反母趾用の中敷きを作るなど、提案を多く出されます。
実際に私もこの2つを勧められて試してみましたが、一時的に痛くはなりませんが、毎日過ごしているとやっぱり痛くなってきます。
サポーターに関しては、夜寝る時に着けて、寝ている間に痛くて外して、朝にはどこかにいったケースがよくあります。
ここで僕がお勧めしたいのは【靴自体を見直してみましょう】ということです。
一日を通して一番足に触れているのは靴。
矯正力としては抜群で、そこに中敷きを組み合わせることによって外反母趾の痛みを和らげるのに効果を得られると思います。
かといって特別な靴があるというわけではありませんが、意識して欲しいのが、自分の足のサイズにぴったりの靴を履く事が大事。
外反母趾の方に見られがちなのが、痛いから大きめの靴を履きがちです。フィットしたものを履くことによって足に負担をかける事がありません。
靴プラス靴下も見直すと良いでしょう。
靴下は普通のものより5本指の靴下を履くことによって指一本、一本が分かれているので足の疲労や疲れを分散することができます。
私が履いている靴をご紹介します。
[アディダス] クライマクール ヴェントです。
外反母趾の方の多くが土踏まずが地面に付いている状態(扁平足)です。この靴は土踏まずを押し上げるようなサポータが付いています。履いた時にすごく楽で即買いしました。
土踏まずが持ち上げられることにより歩き方の矯正にもなります。そうすることで足の疲労感や痛みの軽減にも繋がってきます。
もう一つはNIKE エアマックス ブイジーアールです。この靴は一般的なものなのですが、中敷きがすごく柔らかく、外反母趾の方は履きやすいと思います。
サンダルも検討中の方は僕が持っているナイキのサンダルをお勧めします。
ですが、僕自身サンダルはあまり履くことがありませんのでこれがいいというサンダルお勧めすることができません。
やはり外反母趾ですので、歩き方や姿勢などが悪いですのでサンダルではなくスニーカーやウォーキングシューズのような足を守る靴を履くことをお勧めします。
運動をする
運動という言葉を聞いただけで拒否反応を出す方も多いかと思います。
手術や矯正、治療することを考えず、まず運動をすることを考えて欲しいなと思います。
運動するメリット
B.健康(血流がよくなる)になる
C.外反母趾の痛みがなくなる
なぜ運動すると、痛みがなくなるのかというと運動にもやり方があって正しい方法でする事によって痛みがなくなります。
ランニング
『痛いのにわざわざ走りたくない』と思う方も多くいると思いますが、10分ほどのランニングを週に3〜4回する事によって足全体に筋肉がつき、足腰を丈夫にすることと、外反母趾の痛みの軽減に繋がってきます。
スタンディングカーフレイズ
スタンディングカーフレイズとは『荷重をかけて背伸びをする』をイメージしてください。
この運動は基本的にはふくらはぎを鍛えるものですが、背伸びの動作をすることによって足の指の付け根を動かすしますので、外反母趾の痛みの原因でもある親指の付け根を直接動かしていることになります。
スタンディングカーフレイズはランニングをする時の動きで、自分の体重以上の重さを足にかけることができるので外反母趾に絶大な効果ができます。⚠︎ランニングの場合、自分の体重の半分ちょっとしか片足にはかかっていません。
女性の場合、20〜30kgの重さを10回3セットを週2〜3日を目安、男性の場合は50〜80kgの重さを10回3セットを週2〜3日を目安にして下さい。ご自身のできる範囲で構いませんので、怪我のないよう続けてみてください。
実際の僕の練習の風景なのですが、50kgで10回、4セットを今回はしました。
その日の気分や状態で回数は変えています。
スタンディングカーフレイズをすると2,3日後にはふくらはぎが筋肉痛すぎて笑けてくるかと思います!!
上記2つのランニングとスタンディングカーフレイズは、僕自身ジムに通っていますので毎週しています。
ですが自宅でもこの2つのトレーニングができます。
自宅トレーニング
ランニング
自宅にランニングマシーンがある方はいいですが、わざわざ走りに行くことは面倒という方がいるかと思います。走るよりも少し地味にはなりますが次の方法をしてもらうと土踏まずが鍛えられ外反母趾に効果のあるトレーニングになります。
それは自宅にあるタオルを使ってするトレーニンング、タオルギャザーです。このタオルギャザーを湯船の中でしたりテレビを見ながらやスマホをいじりながらすることができます。
詳しくはこちら»足のアーチと足指の運動性を改善タオルギャザーのやり方
スタンディングカーフレイズ
ジムでのスタンディングカーフレイズは負荷をかけてしていますが、自宅でしたい方向けのトレーニングとしては貧乏ゆすりがとても効果的です。
ですが僕自身も普段、貧乏ゆすりはしませんし見た目にも不愉快ですので、つま先立ちをして自宅を歩き回って見てください。つま先立ちの効果としてスタンディングカーフレイズとほぼ同等の効果を得られると思います。
ずっとつま先立ちで歩いていると辛くなるので休憩を挟みながら行いましょう。
まとめ
全て私が実証済みですが、個人差はあると思いますが痛みの軽減に効果があると思います。
2.サポーターもしくは靴を見直す(5本指の靴下もね!)
3.運動をする(ランニング、スタンディングカーフレイズ)
結果には時間がかかりますが、続けていくことにより効果が見えてきます。
痛みがひどく苦しんでいる方に、ずっと苦しんでもらわないために、3つの方法をご紹介しました。
外反母趾で悩んでいる方の多くは巻き爪でも悩んでいます。その巻き爪の治し方をご紹介しています。
»詳しくはコチラ