・レンジ相場だと思ったらだましだった
・レンジ相場はどこまで上がる?下がる?
・レンジ相場で勝率を上げたい
今回のFX過去検証は、レンジ相場について勉強していきます。
相場に出るチャートパターンを時間足ごとに根拠を高めることも大事ですが、自身のメンタルの鍛え方、長期で保有しても手数料負けしないこともFXの勉強には必要と痛感しています。
※ 投資は自己責任でお願いします。また、紹介する手法が全くこの通りに動くことを保証するものではありません ※
レンジ相場になる理由
レンジ相(ボックス)は高値と安値が一定の変動幅で価格が安定しないチャートパターンです。
相場を判断する材料が不足していたり、先行きが不透明な場合によく見られます。もみ合っている分、狙える利幅の上限が決まっているため、一回の取引で大きな利益を狙うことができません。
レンジ相場の見つけ方
今回のレンジ相場では、①②③と三角形を作り①③と安値が同じ位置あたりで④に上がり始めた時点で、レンジ相場かなと判断することができます。
また、レンジ相場になるということは損切りされている方も多く相場自体が静かになるため、大きな下落・上昇が見られた相場の後にもよく見られます。
レンジ相場のエントリーポイント
今回のレンジ相場ではエントリーポイントが3箇所ありました。
①レンジ相場のエントリーポイント
①②③とレンジ相場が確定した場合、②から③にかけて下落トレンドが見られトレンドラインを引き、抜け&リテストしたところがエントリーポイントになります。
②レンジ相場のエントリーポイント
次に③から④にかけてトレンドラインを引き、抜け&リテストしたところがエントリーポイントになります。(今回は④付近で小さなWトップのネックラインにもリテストがされています)
③レンジ相場のエントリーポイント
レンジ相場での最終エントリーポイントは①③⑤もしくは②④のラインを抜けた方向についていくのが鉄則とされています。
今回は下に抜けたので、トレンドラインが形成されるまで待ち、トレンドライン抜け&リテストしたところがエントリーポイントになります。
レンジ相場の利確ポイント
レンジ相場の利確ポイントも3箇所あります。
①レンジ相場の利確ポイント
レンジ相場のエントリーポイント①からエントリーした場合、値幅は短いですが、④までが利確ポイントになります。
②レンジ相場の利確ポイント
レンジ相場のエントリーポイント②からエントリーした場合、こちらも値幅は短いですが⑤まで利確ポイントになります。
③レンジ相場の利確ポイント
③から④もしくは、④から⑤の値幅分の⑥までが利確ポイントになります。
レンジ相場で勝率を上げる方法
繰り返しになりますが、レンジ相場での最終エントリーポイントは①③⑤もしくは②④のラインを抜けた方向についていくのが鉄則とされています。
ボックス内は値幅は短い分、抜けた方向についていくことができれば大きく利益を伸ばすことができます。
今回の場合下に抜け、トレンドを見つけラインが引けるまで待つことができれば、勝率がグッと高くなるかと思います。
まとめ:FXは過去検証の繰り返し
以上で、レンジ相場について勉強しました。
実際の相場ではなかなか見つけにくいかと思いますが、何度も何度も相場を見直して検証の繰り返しをしていけば必ず見つけることができ、勝率を高めていきましょう。
YouTubeでは、リアルタイム相場でエントリーから決済まで公開しています。
どこでエントリーしていいのか悩んでいる方には復習になるかと思います。