・ハーモニックパターンになる条件とは?
・ハーモニックパターンの利確ポイントが知りたい
・ハーモニックパターンで勝てない
今回のFX過去検証は、ハーモニックパターンについて勉強していきます。
相場に出るチャートパターンを時間足ごとに根拠を高めることも大事ですが、自身のメンタルの鍛え方、長期で保有しても手数料負けしないこともFXの勉強には必要と痛感しています。
※ 投資は自己責任でお願いします。また、紹介する手法が全くこの通りに動くことを保証するものではありません ※
ハーモニックパターンになる理由
ハーモニックパターンは天井圏、底値圏に出るパターンが多く、トレンドの転換点によく見られるチャートパターンです。ハーモニックパターンはさまざまなパターンがあり、基本M・Wの形をしていてダブルトップ・ボトムにも似ています。
ハーモニックパターンを見つけることができれば、現在保有しているポジションの利確を確定する基準にもなります。
ハーモニックパターンの見つけ方
上図の場合、④から⑤にかけて下落し始めてきた時点で、ハーモニックパターンになるかなと頭の片隅にイメージしておきます。
次に③から④にかけネックラインを引き、ネックラインを抜けリテストをつけ始めたところでエントリーポイントを探っていきます。
ハーモニックパターンのエントリーポイント、ブレイクエントリー
ハーモニックには2段階のエントリーポイントがあり、まず③から④にかけネックラインを引き、ネックラインを抜けリテストした紫矢印のところがエントリーポイント
次に、④から⑤にかけてチャネルを引き、そのチャネルをブレイクし、ラス戻りもブレイク。
ラス戻りに押しが入った紫矢印のところがエントリーポイント
ハーモニックパターンの利確ポイント
ハーモニックパターンの利確ポイントは主に2つあり、緑ラインのトレンドを取っていく⑦までのパターンと、緑ラインのトレンドを取っていく⑧までのパターンがあります。
先ほどのエントリーポイントから利確ポイントまでの距離を見れば明確ですが、⑧までの方が利益は大きですが、確実に利益を担保できるのは⑦までです。
ハーモニックパターンで勝率を上げる方法
今回のハーモニックパターンでは、⑦の小さなトレンドと⑧の大きなトレンドが2つ形成していて、その第3波を取る形になります。
また今回⑦付近ではwボトム + 逆三尊も形成されていることができれば、トレンド転換するのかなと見極めることができ、⑦の戻りを⑧の第一波でブレイク(⑨)したことにより、トレンド転換が確信えと変わるので、⑨の押しからロングを狙うことができます。
ここを見極めることができれば、勝率はグッと高めることができます。
その際に近くに月足、週足、日足の強いラインがないか環境認識の確かめを忘れないようにしましょう。
今回のハーモニックパターンはトレンドを形成しましたが、⑦のようにチャートパターンを組むこともあり、月足、週足、日足の強いラインがあるかで変わるので細かく環境分析していきましょう。
まとめ:FXは過去検証の繰り返し
以上で、ハーモニックパターンについて勉強しました。
実際の相場ではなかなか見つけにくいかと思いますが、何度も何度も相場を見直して検証の繰り返しをしていけば必ず見つけることができます。勝率を高めていきましょう。
YouTubeでは、リアルタイム相場でエントリーから決済まで公開しています。
どこでエントリーしていいのか悩んでいる方には復習になるかと思います。