あなたの商品が売れるかどうかを事前に把握することができるとしたら使わない手はないですよね。
多くの人は自社の商品には価値があると高い評価をしがちですが、全く違います。
先日このようなツイートをしました。
ほとんどの人が自分を高い評価しがちで、だいたいの企業も特殊は同じ。しかし決めるのはお客様であって自分に決定権はない。
そう思いたい傾向にあるのも十分承知だけどここを忘れると自己中心的になり全く売れないフォロワー増えないだの駄々をこね出す— サンリ | メシ代は文章でも稼ぐ (@thisispitsnak) February 16, 2023
アイデアはあなたの頭で考えられたものですが、その商品に価値があると判断した場合のみ売上が発生します。
海外の事例ですが以下のようなことが起こっています。
友人間でメール講義を受ける→@levelsio氏はこのメール講義に価値があると判断→決済リンクをSNSにツイート→$20,863(約¥250万円)の売上
マーケットを調査し顧客ニーズを商品化することで確実なターゲットを見込めます。どのような人々がその商品に興味を持ち、購入する可能性が高いのかを分析することが今最も求められているビジネス戦略とも言えます。
とはいえ、どのような方法で情報収集(リサーチ)していくのか。
私は3つ方法から情報収集し、商品化まで持っていっています。
では、その3つの情報収集とは何なのか詳しく解説します。
「稼ぐこと」よりも大切な3つのこと
商売をするために「稼ぐ」が先走ってしまいますが、商品化するには「稼ぐ」←この言葉は邪魔になります。
⑴
自分リサーチ
⑵
市場リサーチ
⑶
ライバルリサーチ
商品化するためのリサーチとして、私はこの3つから探しています。
自分リサーチ
自分リサーチとは
過去に経験したことで「嬉しかったこと」「悲しかったこと」「苦しかったこと」など
あなたの経験談が人を助けるということ
簡単にいうとこんな感じ。
例えば、転職。
・面接時にわかる、ブラック企業の見極め方
・転職前にするべきあなたに合う会社の3つのチェックリスト
みたいな、あなたがすでに経験した中でやっとけばよかったようなことを商品化することで、転職希望者に刺さります。
市場リサーチ
これは言うまでもないかも知れませんが、少し深掘りしたいと思います。
市場リサーチといっても、市場全体を見るわけではなく枝葉を見ること。
森を見てしまえば、全体が見えすぎているため、リサーチ幅があり混乱してしまいます。
・転職 × 時期
・転職 × 年齢
・転職 × 場所
こんな感じに絞り込むことができれば
▶️いつ転職しようか
▶️今の年齢で転職していいのか
こういう悩みある人に届きます。
ここで、全ての人に届けたいと、思うかも知れませんが、おすすめしません。
と言うのも、全てに届けてしまうと
・東京で転職しようと思っているから、愛知での転職情報はいらん
・30歳なのに25歳の転職情報はいらん
こうなるので、必ず絞ること
ライバルリサーチ
次にライバルリサーチですが、ただ単に相手の商品をパクることはしません。
相手の商品がすでに出ていて口コミなどに、
・〇 〇 が物足りなかった
・△ △ が不必要
・◻︎ ◻︎ ができない
このようなライバル商品に対してネガティブ要素が、目に見えたらチャンスと思うこと。
言うなれば、商品の完成具合ではライバルに勝てることもあります。
しかし、リサーチはできても私の商品じゃないないので商品化できませんよね。
このリサーチする前に知識をつけることで、商品のコンセプトやデザイン、機能などを検討し、実現可能な範囲で商品化をしていくことができます。
私は、以下の手順で知識をつけリサーチしています。なかなか商品が売れない、認知されないと悩んでいる人は参考になるかと思います。
読書して潜在的な知識をつけ分析する
読書のいいところは、専門家の知識を格安で手に入れられること。
これほどコスパのいい情報収集は、ないと思っています。
しかし、専門家といっても著者の切り口は多様で、あなたが知りたい情報がすぐに手に入るとは限りません。
時間をかけて、最低でも調べたい分野の本を5冊読むことができれば、共通点や意識されていることがわかってきます。
次に、気になった文章や単語が悩んでる人に刺さるかSNSを使って調べていきます。
キーワードやハッシュタグを使って、SNSで分析する
TwitterやInstagramで、アイデアや販売したい商品に関連するツイートをします。フォロワーが少なくても全く構いません。
というのも、商品の需要が高い場合、インプレッション数が高かったりFF外からの「いいね」や「コメント」がつきやすくなります。
特にInstagramは画像投稿がメインなので、人気度を把握するのに最適です。
キーワード検索
次に、ニーズが高いものからその商品に対してどのようなキーワードで検索されているのか把握していきます。
自身のサイトやSNSで集客するためのキーワードを選定し、ここで一気に見込み客を引き込んでいきます。
手順は以下です。
1/ サジェストキーワードで深堀
商品のニーズをリサーチするために商品に対してのキーワードを見つけどのような商品が人気か、関連性が高いものは何かを把握します。
2/ キーワードプランナーで検索ボリュームを選別
実際にGoogleやYahoo!で月にどれぐらいの検索ボリュームがあるかを把握します。
1/ サジェストキーワードで深堀
ラッコキーワードを使い検索していきます。例えば商品が「ワイン」だとしたら、ラッコキーワードで全キーワードの重複除去をし、売るためのキーワード選定をしていきます。
右上の全キーワードコピー(重複除去)をクリックしコピーします。
2/ キーワードプランナーで検索ボリュームを選別
次に、キーワードプランナーを開き右側(検索のボリュームと予測のデータを確認する)に先ほどコピーしたものを貼り付けで月間検索ボリュームを把握し、「100~1000」の検索ボリューム数のキーワードを使ってSNSや記事を作っていきます。
例えば、売る商品は「ワイン」だとしても、遠回しに「ワイン クーラー 氷 不要」で記事を作り氷がなくても美味しく飲めるワインは自社のワインです。とおすすめすることで氷を求めていない顧客層を狙います。
ターゲット市場を明確にする
上記のキーワードプランナーでターゲットを明確にしていますが、もう少しターゲットを絞っていきます。
例えば、年齢層や性別、所得層、ライフスタイルなど、ターゲット市場の属性を明確にすることで、必要な商品特性を特定することができ見込み客だけを明確にしていきます。
ニーズを把握する
次に、「ワイン」に関する問題や課題がないか把握するために、Amazonや楽天市場などのECサイトのインタビューや口コミを見ていきます。そうすることでターゲットを絞り込み購入する可能性を高めておきます。
例えば「ワイン」には生産地や度数、辛さ、匂い、年度、価格といった部類分けができ、
フランス産で程よい甘さ、値段は¥5,000以内
より細かく最低3つの条件を求めている顧客をターゲットに商品を作り上げていきます。
また、競合他社の分析と差別化も重要です。
一例ですが、ワイン生産地に関して勉強できるチラシやワインに合うおつまみを独自で入手しお試しで同封するなど、他社がやっていないことをアイデアを実践するだけで競合より1つ抜きんでることができます。
データを取り込み商品開発や商品改善し完成させる
あとはこれまでに集めた商品データを集約して、制作に取り掛かり販売していきます。
のちに売上データや在庫データ、顧客からのフィードバックを受け取ることができるのでそれを分析しつつ、ニーズに合わせた商品開発や改善を行うことでより競合との差別化を図ることがきます。
この際にクローズドサイトでの客層にお試し価格で販売していき、オープンサイトの客層に通常価格で販売することでより信頼性のあるPRができます。
というのも、実際にクローズドサイトのファンはフィードバックを必ず返してくれるのでオープンサイトの客層により伝わり商品に対してアプローチしやすくなります。